伊勢神宮に匹敵するパワー!?日本人が今、行くべき場所-対馬への旅vol.5-

さて、対馬への旅についてひたすら書いてきましたが、いよいよラストです!1日だけの対馬旅でしたが、本当に楽しかったぜ・・・!

●前回の小茂田浜神社の記事(対馬への旅vol.4)

伊勢神宮に匹敵するパワー!?日本人が今、行くべき場所-対馬への旅vol.4-

対馬にある八幡宮神社!対馬観光ツアーの定番?

最後にやってきたのは、厳原八幡宮神社(いづはらはちまんぐうじんじゃ)です。

どーん!!!車を一部修正しているので、少し怖い感じになっていますが。。。こちらの八幡宮、鳥居をくぐると、このように社殿に続く階段が分かれています。ちなみに、左奥にももう一つ階段があり、3つの鳥居が構えています。結構大きい神社です。実は、空港へ行く時間が迫っており、ほとんど見ることができなかったのですが(涙)

その後調べたところ、出世海運や子孫繁栄などのご利益があるそうです。ここは対馬の市街地的なところみたいで、お店や役所もありました。本当に街中の神社、という感じです。

うわぁぁお!!!街中の神社と侮るなかれ!自然のパワーも健在です。ちなみに、ここは観光ツアーの定番のようで他の神社では人に会わなかったのですが、ここは私が行ったときは2組の観光ツアーと思わしき団体さまがいらっしゃいました。空港からのアクセスも良いので、ぜひ立ち寄って頂きたい。

対馬のお土産は?空港の待ち時間は?

さて、レンタカーを返却し、いよいよ対馬を離れるときがやってきました。ありがとう、タント号・・・(寂しい)。さて、対馬空港にはお土産屋さんが1件ありました。そこでお土産を買うことに。また、先程行った厳原八幡宮神社(いづはらはちまんぐうじんじゃ)の道路挟んで正面にもお土産屋さんがありますので、こちらもぜひ。

さて、お土産ですが断然お勧めは

かすまき

です!!!
かすまきは対馬のお菓子です。どら焼きみたいな感じですが、これが大好評でした!あぁ、写真を撮ればよかった・・・。あんこがしっかり入って、ずっしりボリューミーです。また、空港内のこの土産屋さんには、簡易的なイートインスペースがありました。土産屋さんでは軽食やお酒も売っていたので、対馬での思い出をふりかえりながら、一杯というのもいいかも。

さて、生まれて初めて行った対馬ですが、想像以上に素晴らしい場所でした。そして、この場所が昔から日本にとって重要な場所であることも再認識しました。太古より国を守ってくださっている地なのだな、と。

この場を借りて、対馬のみなさま、ありがとうございます!
必ず、近いうちに、また行きます。その時は一泊してのんびりレポートできればと思います。では!

伊勢神宮に匹敵するパワー!?日本人が今、行くべき場所-対馬への旅vol.4-

さてさて!前回記事で腹ごしらえも完了し、エンジン全開で旅を再開!

●対馬ランチ記事

伊勢神宮に匹敵するパワー!?日本人が今、行くべき場所-対馬への旅vol.3-

続いて向かったのは小茂田浜神社(こもだはまじんじゃ)です。

小茂田浜とは?当時世界最強のモンゴル軍が攻めてきた!?

タント号で走ること約1時間ほどで到着しました。

小茂田浜神社は、元寇で戦死した兵士を祀っています。元寇、小学校の授業で習いましたよね~。今から745年前、1247年(文永11年)に3万もの元・高麗軍(現在のモンゴルと朝鮮半島)がこの地に襲来しました。ちなみに、元寇は2回ありますが、これは1回目のときですね。この時、対馬の軍はわずか80騎。。。軍を率いていた宗助国(そうすけくに)をはじめ多くの兵が凄惨な死を遂げてしまいます。ちなみに、宗助国は小茂田浜神社の主祭神です。

宗助国は、兵を励まし奮戦したものの、命を落としてしまったと。『厳原町誌』の抜粋とあります。この町誌、ぜひ読んでみたい・・・!
元寇は、皆さまご存じの通り、神風が吹き荒れ元軍が撤退します。一説には一回目の元寇では神風は起きていないということも言われているとか。しかし、神様のご加護だけで国難を乗り越えたわけではありません。こうして、国を守るために多くのご先祖さまが戦い抜いた結果だと思います。

奥に進むともう一つ鳥居と、社殿があります。海神神社や和多都美神社とはまた違う空気。近くは海で小さな船もいくつか停まっていて、穏やかな雰囲気ですが、少し儚げな気持ちになってしまいます。

650周年の記念碑もあります。ちなみに、元寇の際、政権を握っていたのは北条時宗。元は何度も使者を派遣し、日本に対して服従を迫りました。しかし、時宗は黙殺(笑)というのも、元がよこしてきた手紙は非常に無礼だったとか。まぁ、当時世界最強と言われていたわけですし、小さな島国なんぞ・・・と思っていたのかもしれません。また、元寇の際、一緒に攻めてきた高麗は元の属国だったわけですが、ひどい扱いを受けていたことも黙殺した理由だったのでしょう。ほんと、今の政治家たちに見習ってほしいですよね(怒)

元寇のときの解説もあります。ここに記載されていますが、宗助国のお墓参りもしたかったんですが、今回は時間がなくあえなく断念・・・。ここに記載されている通り、首塚、お胴塚とお墓がバラバラであると。壮絶な最期であったと記載されています(涙)また、小茂田浜神社では毎年11月の第二日曜日に大祭が行われるそうです。そう、私が対馬に来た前日だったんですよ!見たかった!!!この案内版に記載の「鳴弦の儀(めいげんのぎ)」という儀式や、武者行列など行われるそうですよ。

小茂田浜です。この地に、3万もの大群が押し寄せてきたとき、宗助国やご先祖さまは何を想ったのでしょうか・・・。命からがら戦場を抜け出し、大宰府に元軍が攻めてきたと伝えに行った兵がいたと聞きます。当時の対馬の人々も虐殺されたり酷い目にあったそうです。彼らの尊い犠牲のもとに、今の日本があることを忘れてはいけないですね。今の日本は情けなく、ご先祖さまに申し訳ない気持ちでいっぱいですが、私にできることをやっていこうと強く誓いました。

さて、対馬の旅も次回でいよいよラストです!

伊勢神宮に匹敵するパワー!?日本人が今、行くべき場所-対馬への旅vol.3-

さて、対馬へ旅したときの備忘録をつらつらと書き記してはやくもvol.3!!!

vol.1(対馬へのアクセス・海神神社~白嶽神社編)
http://triptojapannow.com/2019/11/16/%e4%bc%8a%e5%8b%a2%e7%a5%9e%e5%ae%ae%e3%81%ab%e5%8c%b9%e6%95%b5%e3%81%99%e3%82%8b%e3%83%91%e3%83%af%e3%83%bc%ef%bc%81%ef%bc%9f%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%8c%e4%bb%8a%e3%80%81%e8%a1%8c%e3%81%8f/

vol.2(和多都美神社編)
http://triptojapannow.com/2019/11/16/%e4%bc%8a%e5%8b%a2%e7%a5%9e%e5%ae%ae%e3%81%ab%e5%8c%b9%e6%95%b5%e3%81%99%e3%82%8b%e3%83%91%e3%83%af%e3%83%bc%ef%bc%81%ef%bc%9f%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%8c%e4%bb%8a%e3%80%81%e8%a1%8c%e3%81%8f/

和多都美神社を後にし、そのまま烏帽子岳展望台(えぼしだけ てんぼうだい)に向かいました!

烏帽子岳展望台とは?韓国も見れる!

和多都美神社から車で10分ほどで烏帽子岳展望台の駐車場に着きます。烏帽子岳は標高176m、浅茅湾(あそうわん)の北岸に位置します。駐車場の脇に小さな階段があり、そこを登るとこじんまりとした展望台に着きます。ちなみに、この階段もまぁまぁきついので(笑)お気を付けください。
しかし!展望台から見れる景色は・・・

わぉああぁぁぁぁ!!!
素晴らしい!いや、本当に素晴らしい!!!

と、ムスカ大佐のように一人で叫ぶ30代独身OL・・・。
小さい展望台ながら、対馬周辺を360度見渡せます!しかし、小さな展望台ながら少し強い風がふいただけで、私はビクビクしてしまいました・・・。

対馬の美しいリアス式海岸。こうして天気が良い日だと離島や朝鮮海峡も見渡せます!後から知ったのですが、この展望台から見る夕日も絶景のようです。私も結婚したら旦那さんと見たいなぁ~なんて思いました(笑)

対馬の気になるグルメとは!?対馬の美味しいランチの話。

朝からひたすら旅を満喫。そろそろお腹がすいてきた!ということで、お店を探すことに。展望台から空港・市街地方面に向かって走りました。東京のように、そこかしこに飲食店があるわけでもないので、お店を見つけたらすぐに入ろう!くらいの感じでしたね(笑)

で、私が選んだ対馬グルメはこちら!

とんちゃん!!!

ちなみに皆さまは「とんちゃん」をご存じでしょうか?

とんちゃんは、B-1グランプリで準優勝を獲得した地元グルメです。
では、いただきま~~す!

ぱくっ

・・・うめぇ!!!あ、いや、美味しいです!!!

焼肉のタレ?のような、味噌の味も少しするかな。とんちゃんは、タレに漬けこんだ豚肉を野菜と一緒に焼いたものらしく、シンプルな料理なのですがご飯が進むクセになる一品です。めっちゃご飯が進む!しかも、サラダもシャキシャキで美味しい!すごく新鮮なご飯を頂いているのが分かります!

私がランチを頂いた「つしま亭・さと」さまは、地元の漁師さんと提携して美味しいお魚を提供しているとのこと。お米もつしま山猫米、野菜もできる限り対馬でとれた野菜を使用しているとのことでした。対馬の食材、めちゃくちゃ美味しいやん!!!あ、もちろん、作ってくださる腕があってこそですよ!
アレルギーの方など、お気軽に要望を伝えれるみたいです。これは心強い。

余談ですが、食後にホットコーヒーのサービスがあったようで、私はそれを知らず単品でアイスコーヒーを頼んだら、そのように言われました。で、食後に出てきたのはなんとアイスコーヒー!気をきかせてくださって、アイスに変えてくださったのです(感涙)
ありがたい!対馬がより一層!好きになりました!(ゲンキン・・・)
皆様も対馬へ行った際はぜひ。美味しい対馬の食と優しい店員さんに癒されますよ。

つしま亭・さとHP
http://tsushimateisato.com/

ランチの後に楽しむ絶景!万関橋で撮影タイム!

さて、心も体も満たされたランチの後・・・そのまま歩いて向かったのはこちら!

ひょーーーー!!!海が!輝いている!

え?海じゃなくて運河?そう、この輝いているのは万関瀬戸(まんぜきせと)という運河です。対馬の浅茅湾と三浦湾を結んでいる運河です。ロシアとの戦争危機が高まった際に(後の日露戦争)、山を切り開き、この運河が通されました。この写真は、その運河の上に架かる万関橋から撮った写真です。実は、空港から海神神社に行く道すがら、この橋を通ったのですがずーーっと気になっていました。車の中から見た絶景に「ほぉぉぉ!!」とはしゃいでいたからです(笑)

反対側も壮大な景色が広がります。
対馬の上下島を結ぶ万関橋。撮影スポットのようで、私が橋を歩いていた時も数名の観光客が撮影をしていました。私は高所恐怖症なので早々にタント号に逃げましたが(笑)橋の近くに駐車スペースもあるので、車をとめて、絶景を楽しんでみてください。

次回は対馬旅もいよいよ終盤!元寇の戦地へ赴きます!

伊勢神宮に匹敵するパワー!?日本人が今、行くべき場所-対馬への旅vol.2-

さて、前回より対馬の旅をご紹介しています。海神神社、白嶽神社跡とまわりまして、続いて和多都美神社(わだつみじんじゃ)へ。対馬の数々の神社の中でも特に有名な神社じゃないでしょうか。

和多都美神社ってどんな神社?

こんな神社です!

こちらも、バァーッと光が差し、神さまがそこにいらっしゃる気がします。和多都美神社といえば、こちらの海に浮かぶ鳥居の景色が有名ではないでしょうか。

海の中に鳥居が!!厳島神社も海の中に鳥居がありますが、そちらとはまた違う雰囲気。ここ、和多都美神社は昔から竜宮伝説が残っているそうで、車で行くと神社への道ででっかい赤い鳥居があるのですが、「竜宮伝説」と書かれていました。確かに、海の向こうにある鳥居が竜宮城への道しるべのような気がします。

御由緒には「縁起を辿れば、神代の昔、海神である豊玉彦尊(とよたまひこのみこと)が当地に宮殿を造り、宮を”海宮(わだつみのみや)”と名付け、この地を”夫姫(おとひめ)と名付けた。」とあります。和多都美神社の名付け親は豊玉彦尊さまなんですね。

ちなみに、こちらの和多都美神社の御祭神は、その豊玉彦尊の娘である豊山姫命(とよたまひめのみこと・海神神社の御祭神でもあります)と、その夫の彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)です。

このご夫婦のなれそめをお話しすると(笑)彦火火出見尊が、なくした釣り針を探しに海の宮(御由緒では、その宮がここだと書いてあります。)へ行き、そこで豊玉姫命と出会います。3年、その宮で暮らし結婚したと。その後、出産のエピソードなどもありますが、またの機会に。

日本でも珍しい三柱鳥居!二つの三柱鳥居の謎

というわけで、参拝へ。

と思ったら、向かって左に気になる三柱鳥居が・・・!(。´・ω・)

これは・・・!鱗のような岩が。

めっちゃ目を細めて読みました(∀`*ゞ)エヘ
「磯良恵比須」と書いてあります。磯良さまの御神体とされているとのこと。磯良さまっていうのは、安曇磯良(あずみのいそら)さまのことですね。

安曇磯良さまは、海の神さまで、神楽に誘われて海中より現れたという伝説があるとか。この御神体とされる岩も鱗のように亀裂が入っていて、なんとも神秘的。岩にこんな亀裂が入るのかと不思議に思いました。まさに、はるか昔の伝説の世界が目の前にあると思うと胸があつくなります!!

参拝をして、左側に目をやると・・・

こちらにも三柱鳥居が!しかも、こちらの岩もとても神秘的。私の会社の先輩にこの写真を見せたら「ここに、いらっしゃるのが分かるね」と言っていました。霊感のない私でもそう思いました。対馬に来て、そんな体験ばかりしています(汗
さて、こちらは豊玉彦尊さまのお墓だと伝えられています。神さまのお墓に参らせて頂いているなんてありがたや。穏やかな海と美しい景色の中、穏やかにお眠り頂いているのかな。日本をいつも見守ってくださりありがとうございます(ペコッ

さて、豊玉彦尊さまのお墓を右手に、森林の中へ入っていきます。

社殿奥にものすごいパワーが!不思議体験もしてきました!

社殿の裏、森林の中はまた雰囲気が変わります。

めっちゃ綺麗!!!

生い茂る森林の中に、豊玉姫さまのお墓があります。

霊感のない私でも(しつこい)、ここが特別な場所であるとわかります。この鳥居の先に豊玉姫さまの墳墓があります。実は、その墳墓のお写真を撮りたかったのですが、何度もiphoneのシャッターを押しても反応しなかったんですよ。。。で、確かにお墓を写真に撮るというのも失礼かな、と思い、鳥居をいったん抜けてここの写真を撮ったんです。この写真は何の問題もなく、1回で撮れました。。。あれはなんだったんだろうか。海神神社の社殿の写真も3回くらいシャッターが反応しなくて、お賽銭箱の上のお札にピントを合わせたら撮れたんですよね。

他の方はなんの問題もなく写真を撮れているみたいなので、私の撮影技術の問題なんだと思いますが、思わず「ヒュッ」となるエピソードでした。

しかし、豊玉姫さまの墳墓内はとても穏やかできれいで暖かい日が差していました。不思議と頭を下げ、参拝している自分がいました。穏やかで優しい空気になぜか、少し涙ぐんでしまいそうになります。ちなみに、豊玉姫さまは仁位の高山に葬られたという伝承があるので、こちらのお墓は元々は違うものだったのかもしれません。

山林内は、木の根や岩など、自然のパワーが溢れており、そのパワーに圧倒されました。対馬自体が太古の自然が残る貴重な場所。その一部を垣間見れた気がします。

ひょぉぉぉぉ!!!
豊玉姫さまのお墓横にある岩。なんというか、この場所自体が御神体なのではないか、と思いました。岩から生える木々の力強さもすさまじいです。

ちなみに、和多都美神社にはお守やお札など販売していました。私はお土産にお守をいくつか購入させて頂きました。

次回は烏帽子岳展望台からの~対馬ランチについて書いていきます!(‘ω’)ノ

伊勢神宮に匹敵するパワー!?日本人が今、行くべき場所-対馬への旅vol.1-

ついに憧れていた場所に行くことができました。そう!それは対馬です!

対馬ってどんなところ?行き方は?

対馬は長崎県に属する島で、お隣の国・韓国から最も近い島です。そのため、韓国の観光客が多かったのですが、近年の日韓関係の悪化から韓国の観光客が激減しました。

対馬へは、フェリー、高速船、飛行機のいずれかで行けます。
長崎からと福岡から対馬行の便が出ています。

https://tsushima-gbt.com/access

私は一番ラクと言われている福岡空港から飛行機ルートで対馬へ行きました。約30分で着きます。朝イチの便で行けば、日帰りでも十分楽しめると思います。高速船だと、お昼過ぎに対馬に着くため、日帰りでは厳しいと思いますし、フェリーは深夜に出て朝早くに着く便がありますが女性だけだとちょっと不安かなぁと思い、飛行機にしました。

対馬での移動手段は?バス?タクシー?それとも・・・

対馬は公共交通機関の便がほとんどないです・・・。そのため、レンタカーかタクシーでの移動が現実的です!お金に余裕があれば、観光タクシーでガイドして頂きながら楽しむのも良いですよね。

観光タクシーのご案内(対馬観光物産協会HP)
https://www.tsushima-net.org/transport/in/taxi

レンタカーの店舗は、対馬やまねこ空港の近くにも厳原港や比田勝港近くにもあります。私は「バジェットレンタカー」さんにお世話になりました。

バジェットレンタカーHP
https://www.budgetrentacar.co.jp/

HPからの予約で20%くらいオフになりました!今回、一人旅だったのですが島の地図ありますよ~と心優しく声をかけてくださり、有難かったです。

いざ!対馬着。対馬一之宮・海神神社へ!

福岡空港から約30分・・・対馬に着きました!レンタカーも借りていざ!レッツゴー!ということで、まず向かったのは海神神社(かいじんじんじゃ)。空港から約1時間・・・。

とっても神々しい雰囲気・・・(ゴクッ
実は、私が対馬に来た最大の目的はここ海神神社。海神神社は対馬の一之宮で非常に格式が高い神社です。どのくらい格式が高いかというと・・・兵庫県の淡路島に「伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)」という日本最古の神社があります。ここに「陽の道しるべ」というモニュメントがあります。このモニュメントには、伊弉諾神宮を中心とし、春分・夏至・秋分・冬至の日の入り・日の出について記載されています。
そこには、春分・秋分に伊勢神宮から日が昇り、海神神社で日が沈むとあります。伊勢神宮から昇る日を完結させるにふさわしい場所、それが海神神社なのです。
参考:https://www.awajishima-kanko.jp/kuniumishinwa/pickup-points/main_html/p02_izanagi2.html

海神神社の御祭神は?嵐を巻き起こしたって本当?

海神神社に到着し、いざ中へ・・・。

中に入って、さらに鳥居が。狛犬さんたちもいます。写真だけで伝わると勝手に思っていますが、先ほどの鳥居をくぐった先は空気が違います。あと、なぜか対馬で撮った写真はすべて白い光が差し込んでます。さて、海神神社の御祭神は豊玉姫命さま。海運安全や安産も司る海の神様です。竜宮城のお姫さまのモデルとも言われています。この鳥居を抜けると・・・

すごい岩がっっ!!!こちらが御神体では!?と思うようなパワーが。逆光ですが、太陽の光もとても優しくてなんだか歓迎頂いている気がしてテンション上がりました(笑)そして、この後、ひたすら階段を登っていきます。

社殿に着きました!!!参道は木がたくさん茂っていて、太陽の光があまり入ってこなかったのですが、社殿にはあたたかい光が差し込み「よく来たねぇ~」と歓迎頂いているようでした。一人で勝手に喜んでました(笑)

海神神社は木坂山のすぐそばなのですが、仁徳天皇が即位していた時代に異国の軍艦を奇雲烈風で沈めたという伝承もあります。最近では、韓国で相次いで起こった海難事故に対し、韓国の盗賊が海神神社の仏像を盗んだからだ、と言われたりもしました。半信半疑でしたが、実際に海神神社に来て、それはまんざら嘘ではないだろうなと思いました。あたたかくもビリビリとくる力強いパワーがあり、日本をはるか昔から守ってきてくださっているのではないかと感じます。ありがたや。ありがたや。

社殿も本当に立派でした。参道の脇道を行くと、野鳥観察コースになるようです。参拝しているときも、鳥の鳴き声が響いていて気持ちよかったです。

旅の醍醐味!?ふらっと立ち寄った白嶽神社跡

さて、海神神社参拝後、和多都美神社へ向かうべく車を走らせます。

海沿いを走っているとこんな絶景が(感涙)まさに神々が住む島。この地に来させていただき有難いという気持ちでタント号(レンタカー)を走らせます。(。´・ω・)ん?おやおや・・・?

なんだかめっちゃ気になる神社を発見!!!これは、参拝してみるしかない!
「お邪魔します」と鳥居をくぐり参道へ。

狛犬さんたちの奥に石碑が。「白嶽神社社殿之跡」とあります。この地に白嶽神社社殿があった、ということですかね。それにしても、こちらも澄んだ空気。確かに、ここに神社があったというのは頷けます。というのが、こちらの参道の目の前は

そう、海。そして、船が何隻かある。昔は、ちょっとした港だったのかも。広島に「地御前神社」という神社がありまして、今はその神社の前は道路になっているのですが昔は鳥居の目の前まで海だったそうで、船を係留させる時に用いた柱も残っていると聞きます。もしかすると、この白嶽神社の鳥居も海水海に浸かっていたのかもしれません。

さて、次回は和多都美神社~対馬グルメをお届けします!

京都随一のパワースポット!貴船神社と鞍馬山-鞍馬山編-

前回の記事で貴船神社のご紹介をしました。
https://triptojapannow.com/2019/10/24/%e4%ba%ac%e9%83%bd%e3%80%80%e8%b2%b4%e8%88%b9%e7%a5%9e%e7%a4%be%e3%81%a8%e9%9e%8d%e9%a6%ac%e5%b1%b1/

貴船神社へ訪れた後は、近くにある鞍馬山へ。
貴船神社と鞍馬山、近いですし、セットで行くことをお勧めします。

鞍馬山とは?

鞍馬山は、京都府左京区にあります。
数々の神社仏閣がある京都ですが、この鞍馬山は京都随一のパワースポットと言われています。

鞍馬といえば、天狗!
鞍馬山には天狗が住んでいて、若き日の源義経、牛若丸は天狗に稽古をつけてもらっていた、という伝説もあります。650万年前に魔王がこの地に降り立ったという伝説も!とにかく気になります・・・!

名探偵コナンにも登場していた有名スポット?

私がこの地を訪れようと思ったきっかけの一つが
『名探偵コナン』。
え????と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

2003年に公開された映画『名探偵コナン 迷宮の十字路』の舞台がここ、京都。鞍馬の風景も見事に再現されていました。

この『迷宮の十字路』は鞍馬の風景だけではなく、五条大橋や先斗町なども登場し、京都好きにも必見の作品です。
私は鞍馬のことは、この映画を見るまで知らず(ごめんなさい!)
その後、鞍馬のことを調べて、これは行かねば!と思いをはせていました。

鞍馬山は自然の宝庫?鞍馬寺とは?

鞍馬山も貴船と同じく美しい自然を楽しむことができます。
鞍馬山は貴船よりも活力がむき出しといいますか・・・
貴船が疲れを流して生気をくれる場所なら、鞍馬山はパワーが全身にみなぎるような雰囲気です。

鞍馬山入口です。柵で見えにくいですが、立派な仁王像がお出迎えしてくださいます。ここで「愛山料金」を支払い、中へと進んでいきます。

歩いて登る?それともロープウェー??体力に自信がある方は歩いて登るのをお勧めします!

鞍馬山は、山自体が御神体。美しい自然を堪能しながら登って頂きたい。
しかし!そうはいっても足腰が・・・という方にはケーブルカーもあります。
私はケーブルカーを見つけられず(笑)そのまま山登りしました。
もともと山登りしようと思っていましたが、ケーブルカーの写真撮りたかった・・・。ちなみに、鞍馬山のケーブルカーは日本一短いらしいです。


山登りは・・・20~30分くらい歩いたでしょうか。
こうした美しくも力強い自然を堪能しながら歩きます。
気持ちも不思議と澄んでいきます。体力と時間に余裕のある方はぜひ歩いて登ってみてください。

「金剛床」がパワースポット!?宇宙と一体化できる場所

鞍馬寺本殿に到着すると、何やらある場所を前に人が並んでいる・・・。
参拝を待っている様子ではなさそう・・・。その正体は

三角の石床。こちらは「金剛床」。
ここは宇宙そのもののエネルギーが広がる場所と言われており、この六芒星のところに立つと宇宙と一体化しパワーがもらえるとか。しかし、真ん中の三角は踏んではダメなのでご注意を!


鞍馬寺からの景色を見ていると、ここで牛若丸が修行をしていたというのも頷けますし、もしかしたら今もこの山のどこかに天狗さんがいらっしゃるのではないかとも思ってしまいます。そのくらい、雄大でエネルギーに満ち溢れています。

鞍馬へは貴船とセットで行くのがお勧めです。

鞍馬へのアクセスは叡山電鉄「出町柳駅」を目指すのが良いと思います。
京阪電車や、貴船へ行くルートと同じく地下鉄「京都駅」→「国際会館駅」で、そこからバスという方法もあります。
鞍馬寺のHPに様々なルートが掲載されています。
http://www.kuramadera.or.jp/access.html

鞍馬と貴船、京都でも随一のパワースポットをめぐりました。
春夏秋冬でまた違う景色を見せてくれる場所でもあります。
ぜひ、その魅力を堪能してみてください。