地元民がお勧めする宮島の旅1-宮島へのベストな交通手段とは

こんにちは。今回は広島県にある神々の島・宮島をご紹介します!宮島は幼いころに1回行ったことがあったのですが、当時の記憶があまりなく・・・。しかし、大人になり、改めて宮島へ行くと!なんと!こんなに見どころがある島だったのかと!あと、私の地元が宮島に近いため、帰省したときに気軽に行けるんですよね。というわけで、宮島の魅力を淡々と紹介していきます!

宮島はどんなところ?行き方は?

宮島は、広島県にある島です。海に浮かぶ朱色の鳥居が有名ですね。

宮島へは、JR・路面電車→フェリーで行くことができます。

●JRの場合

JR山陽本線「宮島口」駅を下車。出口はひとつだけなので、迷わないかと思います。ちなみに、広島駅からだと、30分くらいで「宮島口」駅に着きます。

広島駅から9駅目ですね。出口を出て頂いて、1-2分ほど、まっすぐ歩いていくとフェリー乗り場に着きます。

●路面電車の場合

路面電車の「広電宮島口行き」に乗ります。「広電宮島口行き」は、広島市の中心地の八丁堀や紙屋町、同じく世界遺産の原爆ドーム前にも停まります。停まる駅が多いので時間はかかるものの、なにかと便利です。ちなみに、広島の路面電車は何個か線がありまして(今は7つかな?)宮島口行きは「2. 宮島口行き」と表示されています。

また、広電路面電車は市内線は一律190円(大人・2019年12月現在)ですが、「広電宮島口」駅は宮島線になるため、運賃が異なります。広島駅から乗ると片道270円(大人・2019年12月現在)です。詳細は、広電HPを。

●広島電鉄HP(電車情報)
https://www.hiroden.co.jp/train/index.html

「広電宮島口」駅を降りたら、JRの場合と同じくフェリー乗り場へ歩いていきます。こちらも、「広電宮島口」駅から徒歩1分くらいです。目の前なので迷わないと思います。

フェリーは「JR宮島フェリー」とその隣に「松大汽船 宮島フェリー」の2つの乗り場があります。

JR宮島フェリーと松大汽船 宮島フェリー、どちらで行くか問題!

よく、どちらのフェリーで行くのが良いですか?って聞かれます。値段もかかる時間も同じなので、フェリー乗り場に着いた時間に合わせて、どちらかに決めても良いのかな、と思うのですが個人的にはJR宮島フェリーがお勧めです。

なぜなら、海に浮かぶ鳥居の近くを通るんですよ。しかーし、今現在(2019年12月)鳥居は工事中です。。。

こんな感じで工事してます。これはこれでレアな姿かも。

観光地巡りであれば、「世界遺産航路」がお勧め!

平和記念公園から宮島へ行くときは「世界遺産航路」がお勧めです。平和記念公園内に高速船乗り場があります。原爆ドームを左手に、まっすぐ進むと着きます。

左手にあるおしゃれなカフェが目印です。

「世界遺産航路」を使えば、原爆ドームから宮島まで約45分で着きます。私も利用したことがありますが、乗り換えもいらず、すぐ着きますしとっても便利。

河川から海へ抜けていくので、こうした広島の街並みや

瀬戸内海の美しい景色を楽しみながら、宮島へ向かうことができます!お値段は

大人:片道2,200円・往復4,000円
小人(小学生):片道1,100円・往復2,000円

です。(2019年12月現在)

運行時間や詳細は下記HPを確認してみてください。

●ひろしま世界遺産航路
http://www.aqua-net-h.co.jp/heritage/

宮島着!厳島神社と神さまのお遣いのこの方々がお出迎え

宮島に着くと、彼らの歓迎を受けます。

そう、鹿!鹿さんがそこらかしこにいます。というか、この鹿さんたちはカップルだろうか・・・。じゃれあっている。宮島の鹿は、神さまの遣いと言われています。私、宮島の弥山に登ってロープウェー乗り場への道が分からなくなったのですが、鹿さんがどこからともなく現れ、そっとついっていったら、ロープウェー乗り場への道に戻ってこれたことがありました。なので、私は鹿さんには触らないようにしています。神さまの遣いですから。

あと、これだけはやめてほしいのが、エサをあげることと荷物から目を離すこと!!!宮島の鹿さんは人に慣れていて距離が近いです。人が何か食べているとすぐ寄ってきます。で、荷物から目を離した隙に、お土産袋やビニール袋を食べたりするんですよ。そうすると、そうした袋類は胃で分解できず、最悪死んでしまいます。鹿さんは可愛いですが、可愛いからこそ、そっと見守って頂ければと思います。

さて、宮島について歩いて5分ほどで厳島神社入口に着きます。

よく来たねぇ~と言わんばかりに、立派な狛犬さん達が迎えてくれます。

歩いていると、親子鹿でしょうか。仲睦まじい鹿さんたちを横目に、奥へと歩いていきます。現在は、改修工事をしている大鳥居ですが工事をしていないときは

こんな感じで、参道歩いていても綺麗に見えますよ。

さて、次回は厳島神社の紹介をしていきます。

世界文化遺産・宗像大社のパワーと魅力に迫る!-福岡の旅-

先日、対馬での旅日記を書きましたが、対馬へ行く前日に福岡に前乗りしました!

どーん!!!この日は、東方神起のLIVEがヤフオクドームであったみたいで、沢山の若い女の子が博多駅にいました。楽しそうだった・・・。

そんな女性たちをよそに、JRに乗りかえて、初めて宗像大社(むなかたたいしゃ)へ行きました!

宗像大社とは?伊勢神宮、出雲大社に引けをとらない格式の高さ!

宗像大社は、福岡県宗像市にある神社です。

宗像大社の御祭神は、その名のとおり、宗像三女神。海路安全・交通安全などのご利益がある神さまです。宮島の厳島神社をはじめ、全国に宗像三女神を祀る神社がありますが、宗像大社はその総本社です。

宗像三女神のお話を少し。『日本書紀』によると、宗像三女神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(すさのおのみこと)の誓約(うかい)によって生まれた神さまです。須佐之男命の持っていた剣から生まれからか、須佐之男命の子とされています。そして、天照大神は「朝鮮半島や中国大陸へつながる海の道を守れ」と命じ、宗像三女神を宗像の地に降臨させたとされています。

宗像大社公式HPにこんな記載が。

宗像大社は、またのお名前を「道主貴(みちぬしのむち)」と申し上げます。
「貴(むち)」とは最も高貴な神に贈られる尊称で、「日本書紀」には宗像三女神が「道主貴(みちぬしのむち)」、すなわち国民のあらゆる道をお導きになる最も尊い神として崇敬を受けたことが記されています。

貴(むち)という称号を持つのは、他に伊勢神宮・天照大神と出雲大社・大国主命(おおくにぬしのかみ)のみ。宗像大社はそれほどに格式が高く、尊い神様をお祀りになっているのです。(もちろん!神様は皆、尊い存在ですよ!)

宗像大社への交通情報。レンタカーがベスト?

私は、事前にGoogleマップで調べてまして「あ、普通に電車出てるわ~。」と深く考えず

博多駅ーJR鹿児島本線に乗り換えー東郷駅で下車、そこからバス

のルートで行くことにしました。
これがですね、えぇ、甘かった!!!(笑)
この時の私に「ボーっと生きてんじゃねぇよ!」と言いたい。

菊の展示が行われていました。なんとまぁ可愛らしいアンパンマンたち^^

なぜかといいますと、東郷駅からバスの本数がほとんどありません!
平日と休日で違うと思いますが、私は休日に行ったので、1時間に2本程度しか
バスの本数がなかったです(涙)そのため、東郷駅からタクシーで宗像大社へ行きました。駅前に何台かタクシーは停まってます。駅からタクシーで10分ほどで到着します。料金は1200円くらいだったと思います。

あとは、上記ルートでいくと、博多駅から約1時間ほどかかります。道路の混雑状況にもよりますが、レンタカー借りて行くのもいいと思います。車で来ている方が圧倒的に多かったですし、九州在住の友人に話すと「え?電車で宗像大社行ったの!?」と驚かれましたよ。はは。。。

世界文化遺産にも登録された宗像大社。その魅力とは・・・

では、鳥居をくぐって中へ・・・。

わぁぁぁお!美しい庭園が広がります。宮島や出雲大社もそうですが、水や空気が澄んでいる感じがして本当に綺麗なんですよね。

すっすごい・・・木が池の上まで伸びています。それでいて力強い!
ん?写真の下の方に写るのは・・・

おやおや、、鯉のエサをあげることができるとな!この日は、休日&七五三の御祈祷で来ている参拝客も多く、子供たちが鯉に嬉しそうにエサをあげていました(ほっこり)

こんな感じで沢山鯉が泳いでいます。鯉を横目に、さらに奥へ進んでいきます。

手水舎が不思議な形式だったのでパシャリ。ひしゃくはなく、そのまま清めるパターンでした。このパターンは初めてかも。
お清めして、いざ社殿へ!

綺麗~!!!
さすが宗像大社!圧倒的な存在感と立派な社殿!運よく結婚式を挙げている方々を拝見することができて、これまた有難かったです。

わおぉぉぉ!!!本殿の横に、立派な木が!どことなく、扇形に広がっているようにも見えます。なんとも有難い。根元に生える緑も生命力に溢れています。

圧巻!!!宗像大社の本殿を取り囲むように、末社が置かれています。

末社の御由緒書き。22の社殿に121の末社!!!すごい!「大化の改新」により公地公民となり、定められた地域のみ神社の所有が認められたそうです。九州では唯一、宗像がその地に定められ、その地に祀られた各神社を集合奉祀(しゅうごうほうし)したものが、今の末社群とのこと。ものすごい歴史があるんですね。大化の改新って・・・!思わず、ぽかーんとしてしまいました。そして、ぽかーんとして、ふと横に目をやると・・・

お?なんとも立派な木が・・・ん?

んんん!????( ,,`・ω・´)ンンン?!え?すごい!こんなに幹が!!最初、気づかずに、「おぉ~これまたりっ・・・!???」という感じでした。ほえぇぇ。

御神体。そりゃそうですよね。神様の力強さと、どこかふんわりとした優しさも感じる不思議な木。

楢の木(ならのき)。私、初めて見たかも。宗像大宮司家の家紋にもこの「楢の葉紋」が用いられていると。樹齢は約550年!?というわけで、Google先生で550年前のできごとを調べてみると・・・

日本は応仁3年→文明元年。
ちょうど、応仁の乱が終わったくらい。
室町時代で足利家が将軍やっている時代。

すごい・・・。その時代から、ずーっとこの地を見守り続けてくださっているのですね。戦国・・・江戸・・・昭和・・・激動の時代を人々と共に生きた御神体さま。ありがたや。

 

社殿から山林に続く道の先には?宗像三女神が降り立ったパワースポット

末社の御由緒書きの隣に、高宮参道への入り口があります。

てくてくてく・・・。

参道入ってすぐ左手に、非常に気になる鳥居が。小さな二つの神社がありました。お参りして、進んでいきます。

なんとも仲睦まじげな木を発見。これは「相生の樫(あいおいのかし)」というそうです。こちらも御神木です。札にも書いてある通り、日本の幹から伸びた枝が仲睦まじく交差しています。その姿からか、夫婦円満・恋愛成就のご利益があると言われているそうです。私も、いつか出会うお相手と・・・ご縁を結ぶべくお参り。そして、さらに進んでいきます。

階段を登っていき、林の中へ入っていきます。

わぉあぁぁお!!こんなに立派な木も!

着きました。こちらの左手奥に、高宮祭場(たかみやさいじょう)があります。高宮祭場は、宗像三女神が降臨した地といわれております。祭場にお参りしたのですが、なんだか祭場の写真は撮ってはいけない気がして、そのまま祭場を後にしました。この高宮祭場は、祈りの原形を今に伝える数少ない古代祭場とのことでした。

第二第三宮も参拝。団体客がいたので、写真は遠慮して後に。私はなんとなく女性の神様に好かれていると勝手に思っているのですが(笑)宗像三女神は地元の神社にも祀られている神様ですし、大好きな宮島にもいらっしゃる神様。だから、宗像大社に行って、ぜひご挨拶をさせて頂きたいと思っていたので、念願叶って本当に嬉しかったです。ただ、宗像三女神さま・・・

「縁談」のところ、めっっっちゃ気になるんですけどぉぉぉぉぉ・・・。

なんだか女子会みたいに和気あいあいと神様とお話しできたような気がしました。ぜひ、宗像三女神さまに会いに行ってみてください。