今年の春、またしても京都へ行きました(笑)
目的は、ずーっと行きたいと思っていた「貴船神社」と「鞍馬山」です。
貴船神社とは?
貴船神社は京都下京区にある神社です。
このHPのランダム表示されるメインビジュアルでもおなじみ!
の美しい神社。
訪れた日はあいにくの雨。しかも、関西に台風が上陸した後だったので
こんな感じで、斜面が崩れていたりしました(涙
結社も被害を受けたようでした。今は復興していることを願っています。
貴船神社は季節によって美しく景色を変える神社。
冬になると、雪化粧した貴船のライトアップもあるそうで、
最近は外国からの観光客も多いようです。
御祭神は?
本宮、奥宮:高龗神(たかおかみのかみ)
水をつかさどる神様の代表格。「闇龗神(くらおかみのかみ)」とも呼ばれる。
結社(ゆいのやしろ):磐長姫命(いわながひめのみこと)
山を総括する神さま・オオヤマツミの娘。コノハナサクヤヒメノミコトの姉。
運気上昇、縁結び、所願成就といったご利益があると言われています。
また、水をつかさどる神様ということで、水を扱う商売(調理業など)の方々や
国を海の上から守る海上自衛隊の方々からの信仰も厚い。
貴船は「氣生根」?生きるパワーがみなぎる場所
貴船神社へ行くと、その美しさだけではなく
緑生い茂る山や、力強く聳え立つ樹木、そして美しい川・・・
まさに生命の源を感じることができる場所だと思います。
貴船神社についてすぐ、こちらの大きな木がお迎えしてくださり
度肝を抜かれました(笑)
力強く伸びる根と、美しい緑。
私は、貴船は繊細ではかないイメージをなぜか持っていたのですが
これはものすごいパワー溢れる場所だと実感。
龍神さまがいらっしゃるのだから、それもそうだよな、と思いつつ。
本宮内の景色。鮮やかな緑と、透明に透き通る水が美しい。
「きふね」は氣が生まれる地であるとして「氣生根」であり
その神の気に触れるだけで「氣」が蘇るとされています。
実際に、私は年度末の仕事で疲弊していましたが(笑)
貴船に来て、美しい空気と力強い自然を目の当たりにし
とても力を頂けました。
また、貴船神社は(きふね)と「ふ」が濁らず読むのですが
ここの地名は「きぶね」と読みます。
地名の由来は、初代天皇である神武天皇の母親でもある玉依姫命(タマヨリヒメノミコト)が乗った御料船の「貴船」や、
先ほど紹介した「氣生根」など様々な説があるらしい。
ちなみに、玉依姫命は同じく京都の下賀茂神社の御祭神です。
こちらも縁結びで有名ですので、ぜひ!
本宮から奥宮までは遠い?怖い噂もある?
本宮から奥宮までは徒歩でおおよそ20分くらいかかったと思います。
ゆるやかな山道を登っていくので、まぁいい運動になります。
歩いているときも、右側には美しい景色が広がっており
筋肉痛確実な私の足腰を癒してくれました。
夏になると、川床でお食事もできるみたい。
春夏秋冬、様々な景色を見せてくれる貴船です。
トコトコ歩いてようやく奥宮への参道に到着です。
台風が通過した後だったので、右側の斜面が崩れていますが
対照的に左側にはどっしりと構えた樹木が並んでいます。
奥宮では、今でも丑の刻参りが行われているという噂があり
五寸釘が刺されたままの木もあるとか。。。
しかし、私が行ったときにはそのような木は確認できませんでした。
雨で視界があまり良くなかったからか。。。?
奥宮でも写真が撮りたかったのですが、雨が強くなりうまく撮れず・・・。
そして、奥宮へ行く途中に思わず声を上げてしまったのが、こちら。
すっっげーーーー!!!!
あ、いやいや。言葉を慎みますね。。。
どこまでも伸びているひときわ大きな杉の木。
こちらは「相生の大杉(あいおいのおおすぎ)」。
通称、夫婦杉。
樹齢はなんと1000年以上。
1000年以上!!!
思わずGoogle先生に聞いてみたところ、1000年前は
・日本は平安時代
・藤原頼道が関白に就任
とのこと。
ということは、この後に書きますが鞍馬山で牛若丸(源義経)が修行をしていた時、すでにこの杉の木は存在していたわけですね。
すごいなぁ~。義経もこの杉の木を見ていたのかと思うと感慨深い!
また、奥宮内やこちらの夫婦杉の裏側など、沢山の祠があります。
そちらにもぜひお参りしてみてください。
貴船神社までの行き方
貴船神社の最寄り駅は、叡山電車だと「貴船口」駅。
そこからバスに乗り換えて「貴船」停留所で下車します。
ちなみに、叡山電車の「貴船口」から歩くと30分ほどかかるので
バスのご利用が良いかと。
私は京都駅から下記ルートで行きました。
とても楽だったのと、安かったのでお勧めです。
・地下鉄烏丸線「京都駅」/ 国際会館方面行き
↓
・「国際会館駅」で下車
↓ 出口を出てバス停まで歩く(改札から2~3分ほど)
・京都バス52番「貴船口」行き(鞍馬温泉行でも可)
↓
・「貴船口」で下車
↓ 歩いてバスの乗り換え。歩いて1分もかからないかも。
・京都バス33番「貴船」行き
↓
・「貴船」で下車
そのまま歩いて貴船神社へ。バス停から7~8分くらいだったと思います。
上記は2018年春に行った時のものなので、
現在の詳しい交通状況や行き方、所要時間は公式HPで調べてみてください。
ライトアップ時期などの案内もありますよ。
貴船神社HP
http://kifunejinja.jp/index.html
次回はそのまま鞍馬山へ行った話を書きます~!